試合終了を告げる主審の笛の音とともにスタンドから大歓声が沸き上がった。ギラヴァンツ北九州にJリーグ戦線における初勝利の瞬間が訪れた。
相手はヴェルディ東京。往時の強さは無いとは言え、伝統のあるチームで試合経験の豊富さなど強敵である事には変わりない。今回も地元から50名以上はいるだろうか熱烈なサポーターが応援に来ていた。応援のまとまりの良さも一体感を感じさせる。
試合開始10分、コーナーの混戦から関のシュートが決まり先制。隣のおっちゃんも「やりましたな!」と大歓声。しかし、その後大島が痛恨のレッドカードを受け、10人で戦う苦しい展開となった。ベルディ東京の総攻撃にギラヴァンツは全員でゴールを守り続ける苦しい展開。思うように攻撃が出来ず、選手も客席も不満がたまる。レッドカードの裁定以後、相手よりと思われる主審の裁定が続き(そう感じた)に、与那覇監督が叫ぶ。客席からも厳しい声が飛ぶ。「ホームなんだから大目に見ろ!」(その通り!)僕も大きく頷く。
待ちに待った後半45分が経過。副審がロスタイム「4分」を示す。「長過ぎる」これまでもロスタイムで失点という嫌な思いを何度もしてきた。嫌な思いが頭をよぎる。しかし、しかし試合は終了!
良かった。良かった。
帰りの道すがらサポーターはみんなニコニコ笑顔。勝利は気持ち良い。次回のホーム戦は、4月4日。相手はジェフユナイテッド千葉。
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