
2010年10月17日徳島県の吉野川沿い160kmを走るサイクリング大会に参加してきた。去年に引き続く二度目の大会参加。
「はい。すたーと。」とやる気の無いおっちゃんの声で、今年もセンチュリーランがスタートした。
秋の四国は穏やかに晴れ、とても心地よいものであった。と言いたいが、当日朝から冷たい向かい風が吹き、気温も上がらずで非常に苦戦を強いられた。確か去年も向かい風だった、帰りは追い風に変わる・・・この一年でひた走る。
上の写真は折り返し地点の池田大橋。スタートから3時間は経過した頃。
これからは下りも多くなるし、向かい風になると思っていたが、今年はなんと基本向かい風。風向きが午前と午後で変わったらしい。「まだ着かんのか」と思いながらひたすらペダルをまわす。そしてスタートから6時間後、ようやくゴールした。
ゴールした直後に迎えられた笑顔にすべての疲れが癒された。ずっと待っててくれてありがとう。走ってる途中は、辛くて何とも言えない気持ちになるんだけど、ゴールすると辛さを忘れて来年も行くぞと思うんだよね。
ゴール後、徳島市内の日帰り温泉に立寄り、疲れを癒す。お風呂に入る人上がる人、何人もが同じような日焼け跡がある。今日の大会に参加した人だとすぐに判る。お互い何となく意識しつつ、足や腰をモミモミ。
夜は、活魚水産で阿波の味を堪能。すぐに撃沈。
翌日、徳島観光を兼ねて行きたかったかづら橋と祖谷渓の小便小僧を目指した。吉野川の上流はなかなかのスケールであった。ガイド本で見た小便小僧はもうちょっと広いところにあるかと思っていたら、なんとまあ川沿いを走る狭い道のカーブにちょこんと飛び出しており、随分と厳しい所に立っておられた。勇気のあるやつだ。

この道もほんとに狭くて離合なんてとんでもない。三台が対向車としてきたが、たまたま離合場所に近くて助かった。
続いてかづら橋。日本三大奇矯の一つと言われ、かづらで編んで作られており、渡るとゆらゆら揺れる。渡りながら足下を見ると、下を流れる川がよく見える。楽しい。とても怖がっている方もおられました。妙にはしゃいでるおばちゃん達もいましたが、怖がっている方がかわいいよ。はい。

